最近注目され様々な場面で取り上げられることの多くなった「家族葬」。それってどんなもの?という素朴な疑問にお答えします。
人数の決まりはありません。同居のご家族と、ごく親しい方(亡くなられた方のご友人・知人)のみで行うお葬儀のことを言います。
いいえ、通夜や葬儀の流れ自体は、普通のお葬式と変わりません。家族葬とは参列される人数が少ない、近親者のみのお葬式の事を言います。
いいえ、場所の決まりもありません。ただ、参列・会葬人数が限られた方だけとなるため、少人数になり、大きな式場で執り行うより家族葬専用ホールや寺院などをお薦めします。
家族葬では、葬家の考えで香典辞退・供物辞退などがありますから、施行される葬儀社に確認されるのが良いと思います。
はい、お身内のみで召し上がりますから、数の把握もしやすいですしゆっくりと召し上がれます。内容なども折り詰めに拘ることなく 松花堂料理(お膳料理)などを選ばれる方も増えています。
最近では、無宗教で家族葬を行う方が増えています。無宗教の場合は、宗教者をお呼びしないで、お別れの言葉や献花で式を進めていきます。
無宗教での式の進め方がわからないというご質問をよくお受けします。
ご相談いただければ、ご希望をもとに式の進行を提案させて頂きますので、お任せ下さい。
家族葬が注目される理由は大きく分けると3つあります。
故人が90代、100歳代などのケースが珍しくありません。故人の友人、知人はすでに旅立っている、「呼んでも来ない」ということや、見送る側、喪主も現役を退いていることから、会社関係者などの参列もほとんどありません。このような理由から、身内だけで故人を暖かく見送る「家族葬」が求められています。
また、子供と離れて暮らす高齢者世帯で「夫婦二人暮らし」は30年間で4.5倍、「ひとり暮らし」は5倍に急増すると予測され、大きい葬儀を執り行う「人手がない」「エネルギーがない」といったことが挙げられます。加えて、不況からの葬儀の小型化・簡素化が進んでいます。
葬儀の日程を決めるには、4つのポイントがあります。(1)ご家族のご希望の予定、(2)菩提寺がある場合はご住職の日程、(3)火葬場の申し込み、(4)葬儀式場、この4つを考慮して決めていきます。菩提寺のご住職には「亡くなりました」と連絡をして、ご都合を相談してから決めていくのが良いでしょう。
※「家族葬」とは、実際には厳密な定義がありません。当社のWebサイトでご紹介している家族葬とは、ミックホールみずぐちの考える独自の「家族葬」の形だとご理解いただければ幸いです。