昨年6月に開局した FM IS(エフエム 伊豆)。
ミックホールではスポンサー企業として協賛しています。
月一回 スタジオにお邪魔して、様々なお話をしています。
木曜日のnap(ナップ) 14:15頃から、パーソナリティーの安藤さんと楽しくお喋りしています。
お話しました内容をホームページにも公開しています。
聴き逃しちゃった! と言う方 ぜひご覧くださいね。


エンディングノートのお話
皆さんも、一度は耳にされた事がおありかと思います。
お手元にあり、もう書かれた方もいらっしゃるかも知れません。
エンディングノートをご覧になると、まず、ご自身の事を書き込む欄があります。生まれた場所・通った学校・ご両親や祖父母の事・結婚・出産・子供たちの事・そして 今は・・・
エンディングノートはご自身の今までを振り返り、整理をし そして未来の姿を思い描くところからスタートするのです。
漠然と「葬儀は簡単で良い」とか「散骨して欲しい」と、もしお考えになっていたら、まずご自身の家のお寺様との関係を知るところから始まります。菩提寺があり、檀家としてのお付き合いがあれば、簡単に散骨を という訳には参りませんし、お葬儀を簡単に、とお考えでもお呼びになりたい方はきっといらっしゃると思います。
今のご自分の置かれた状況を ノートに書き記す事で把握をしていきましょう。ミックホールでは、そんなアドバイスもさせて頂きながら、皆さんとご一緒にエンディングノートを完成させていきます。
故人のご遺灰や形見等を身近に置いて供養。
―いつも近くで見守っていて欲しい。大切な人を想うその心をこめて―
大切な家族や最愛のひとが帰らぬ人になってしまったとき、気持ちの整理がつかずに「故人をいつも身近に感じたい」「いつも近くで見守っていて欲しい」 という声が多く聞かれます。そのような方々の想いを叶えてくれるのが手元供養というご供養のかたちです。
小さな容器やペンダントに故人の遺灰や髪の毛などを収め、ご自宅に置いたり、身に着けることで、いつでも大切な方との絆を感じることができます。
最近は、親と同居せずに家庭を持つ人たちが増えたことで、先祖のお墓が遠く、お墓参りに行く機会のない方や、住まいの欧風化から、お仏壇を家に置かない家庭も増えてきました。 「お墓や仏壇はあるけどもっと身近で供養したい」「思い出の場所に一緒に行きたい」「嫁ぎ先にいても近くに感じていたい」等、従来のかしこまったしきたりや宗教儀礼にこだわらない、さまざまな供養への希望を持たれる方々に広く親しまれています。ただし手元供養をしているお骨をお墓に納める際には、そのお骨は誰なのかを証明する「分骨証明書」が必要となります。
この書類がないとお骨をお墓に納めることはできません。将来、納骨する可能性があるのであれば証明書をもらっておいた方が良いでしょう。
分骨証明書は、火葬場にて分骨をする際には火葬場にて、お墓で分骨をする際には墓地の管理者(管理事務所やご住職)より発行してもらってください。
お香とお線香
お香を焚く、という行為は仏式の作法一つです。
これは仏様やご先祖様にその香りを楽しんで頂く為のもので、ロウソクやお花、ご飯やお水をお供えすることと同様の「お供え」となります。
お香は仏教の伝来とともに日本に持ち込まれたと言われています。
現在、お香には法事など焼香の際に使われる「抹香」「焼香」などと日常生活で一般的に使われる「線香」があります
線香は抹香などより扱いが手軽なので一般に広く普及しています。
面白いところでは
線香は燃え尽きるまでの時間は正確な事から、仏事以外では遊里の遊びの時間を計る為にも使われた、という事です。
お線香をお供えするときは、まずローソクに火をともし そこからお線香に火を付けて下さい。
火を消す時には、息を吹きかけてはいけません。人の行きは不浄のモノとされていますので、火消しやうちわ、手などであおいで消しましょう。